「開かずのファイル」は「共有違反」の仕組みを利用してファイルをプロテクトするソフトです。
今まで他人に見られたくないファイルをプロテクトするソフトは、主に「暗号系」「偽装系」の二種類でした。 「暗号系」というのは名前の通り、ファイルを暗号化して他人に何のファイルか分からないようにするものです。 また「偽装系」というのは、システムの仕組みを利用してプロテクトするファイルを、例えばフォルダであるかのように見せるというものです。
しかし、これらのソフトにはそれぞれ欠点があります。 「暗号系」の場合は、ファイルのデータをいちいち書き換えないといけないので、ファイルサイズが大きいと時間がかかりますし、また何回も書き換えを繰り返すと、ハードディスクを傷めてしまう可能性があります。 また「偽装系」はあくまで他人から存在を分からなくするだけなので、偽装されていることがバレればおしまいです。
そこで登場するのが、この「開かずのファイル」です。 これは「共有違反」を利用してファイルをプロテクトすることができるソフトです。 皆さんは下のようなメッセージを見たことありませんか?
これは「このファイルは他のソフトが使っているので開けません」という意味ですが、このように、他のソフトが使っているファイルは開けないようになっています。 今までは、このような「共有違反」は不便なので、どうにかしてこのようなファイルをコピーしようかということに注目がいっていました。
しかし、この「開かずのファイル」はこの「共有違反」を逆手に利用してファイルをプロテクトします。 「共有違反」を使ってファイルをプロテクトすると次のような利点があります。
先ほども書きました通り、「共有違反」の仕組みを利用してプロテクトをするので、「確実・瞬時のプロテクト」という特長があります。 しかし、その他にも次のような特長があります。
まず、下から「開かずのファイル」本体をダウンロードしてください。
後はダウンロードしたファイルを解凍して、"NeverOpenedFiles.exe"を起動すればOKです。
このソフトを使ったために生じたいかなる損害、特にプロテクトが破られてしまったということがあった場合の責任は、作者は一切取りません。 自己責任で使用してください。
特にプロテクトについては、プロテクトを破る方法が存在すると、とあるユーザ様から指摘がありました。 この方法については作者としては対処できないものです。 ということで、完全にプロテクトすることは不可能ということを、心に留めておいてください。
もし、企業秘密などの機密性の高いものをプロテクトするときは、このソフトと、上で面倒だとは書きましたが暗号化ソフトを併用することをお勧めします。
ソフトの名称 | 開かずのファイル | |
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バージョン | 1.1.1.0 | |
ソフトの種類 | フリーソフト | |
動作確認 | OS | Windows® XP Professional |
CPU | Intel® Pentium® 4 Processor 2.60GHz | |
メモリー | 1024MB | |
開発環境 | ActiveBasic 3.12 (山本大祐氏製作) | |
ヘルプ作成ソフト | ヘルプましん - HTML Help Designer - (うな氏製作) | |
作成者 | 森 功(Orios) | |
メール | orios814[atsign]gmail.com* | |
ホームページ | http://orios.s151.xrea.com/ |