管理人の戯言(たわごと)特別編
「修学旅行徒然記」
このページはもともと管理人の戯言(たわごと)に書く予定だったのですが、
あまりにも長いのでぞーき・B・ばやしに移しました。
ただここの書き方は「管理人の戯言(たわごと)」のノリで書いていますので、かなりダラダラと書かれています。
【目次】
修学旅行について
(1) 吉野ヶ里遺跡
弥生時代の雰囲気はただよっていたが、あまり面白くはない。ただ雰囲気とトリビアのネタ探しを味わうのみ。
集合時間ぎりぎりになって高みやぐらに登ってみたいと走りまくったことだけは記憶に残る。
必死に走りながら見る夕日と弥生時代の遺跡……、(この後にロマンチックな言葉を想像しがちだが単に疲れただけ)。
(2) 嬉野温泉のとある別荘
ここが旅行の中で一番立派なところだった。
食事は豪華(でも量多すぎ)、風呂は好みのアルカリ性(道後温泉もアルカリ)、
部屋の人もおとなしい人たち(おかげで「トリビアの泉」が静かに見れた)……、
でも眠れな〜い!夜中に3回も目を覚ましてしまう始末。(これは2日目にも続く)
(3) 平和公園
やっぱり目を引くのは平和「祈」念像である。
(祈る像だから「祈」念)
バスガイドさんの話では右手は原爆の脅威を指し、左手は平和を指しているとのこと。
(←一応聞いたが忘れたので後からネットワーク上で確認。
あと閉じた目は被災者の冥福を祈っている。これもネットワーク上から。
<ガイドさんが言ってたような気もするが確かじゃないので括弧書き>)
あとこの像は特定の人種をかたどらず、人類として表現しているとのこと。
噴水は水を求めながら亡くなった人の冥福を祈るためとのこと。
ここはあくまでオブジェクトを眺め、平和を祈るための場所だと思う。
何か資料が見たいときは原爆資料館に行ったほうがいい。
(4) 長崎自主研修
a.市電……これは松山にもあるからたいして珍しくもないが、安い!
どこまで行っても一回100円。なんでだろうと思ったら車内放送で広告を流していた。
これはワンダフォーなアイディーアではあーりませんか?
I鉄道も値上げばっかりせず安くしましょう。
(↑でもそれ以上にかつてN国が所有していた鉄道も高いが……)
b.出島……初めて知ったのが今出島はさらに埋め立てられ陸続きになっているということ。
出島にはいろんな江戸時代の建物があったが、やはり長崎県教育委員会の製作した出島解説の映画(無料)を見るのが分かりやすい。
それから出島の複製模型もあった。
c.浦上天主堂……教会。一見面白くなさそうにも思えるが案外いい。
理由、中に入ると分かるが窓はステンドグラスで埋め尽くされ、
差し込む青い光、教会の中を包む静寂、なんとも言えない厳かな雰囲気、
と結構はまる。
あと外に原爆で首がなくなった「首なしマリア像」があった。
(ここで写真を撮ってもらったが心霊写真になってないかどうか不安)
d.原爆資料館……先生によればここは施設がかなり新しくきれいで立派らしい。
(入場管理が駅の改札の様)
中は広島と同じくらいかなあ。
(←小学校の頃修学旅行で行ったが詳しく覚えていない。)
ここで一番印象に残ったのは原爆で黒焦げになった人間の死体の写真。
叫んでいたのか口を開けていて見えている白い歯が印象的だった。
これはかなりグロテスクだが改めて原爆の恐ろしさを感じた。
e.タクシー……この後原爆資料館から一本柱に行くのに道が分からず結局タクシーを使った。
そしたらこのタクシーの運転手さんが「1人1000円で1時間ほど残りの観光名所を回ろうか?」と提案してくれたので、
その提案に乗った。
これは正解だった。
おかげでタクシーを使ってなかったら絶対回れないほどの観光名所に行けた。
しかもタクシーの運転手さんのガイド(長崎言葉<←語末表現が「っと」っていうのが特徴的。(例:「しとっと?」)[松山なら「とん」など(例:「しとん?」)]>)付き。
タクシーの運転手さん、ありがとう。
f.一本柱……原爆で鳥居が部分的に吹き飛ばされ、柱一本が残った珍しい柱。
本当によくうまいこと残ったものだと思う。
g.日本26聖人殉教地……江戸時代初期、日本にいたキリスト教布教者6人と日本人信者20人が磔(はりつけ)になった場所。
ここには26体の殉教した人の像(一枚の鉄板に26体彫られているとでも言うべきか?)が並んでいる。
ただ通ってる学校が一応カトリックではあるが(特にそれ系統の教育は何もないので)特に感じるものはない。
せいぜい今の「信教の自由」が大事だと思うくらい?
h.諏訪神社……「長崎くんち」のメイン会場。
ここの階段には祭りの際たくさんの人が座って見物するらしい。
建物はとくにヘンテツもない普通の神社のように感じる。
ここでおみくじをした。
「吉」だった。
ところで吉って大吉の次?
i.めがね橋……川の石橋群の中の一つ。
半円形のアーチが2つ並んでいるため川に反射すると眼鏡のように見える。
ただしちょっと縦長い眼鏡。
タクシーの運転手さんによれば、これのせいで他の石橋が閑古鳥になったとか。
j.崇福(そうふく)寺……竜宮城をイメージした門が印象的な寺。
たしか中国と何か関係があるとか聞いた。
ここは門だけ見たら寺には見えない。
やはり異国情緒あふれる長崎だ。
k.思案橋……橋自体は特に何もない。
ただここの名前の由来は興味深い。
この橋のかかる川を隔てて江戸時代に遊郭があって、
仕事を終えた男たちがこの橋のところで遊郭に行くかどうか悩んだ(=思案した)ことからこの名がついた、
とタクシーの運転手さんが言っていた。
(ついでに言えば「遊郭、まあ今で言うソープや」と言ってたのも印象的だった。)
l.中華街のとある高級レストラン……班の人に長崎県出身の人がいて、その人が紹介してくれた中華料理店。
しかも遅くに行ったので店内貸切状態。
ただ注文した料理は多すぎて最後は苦しかったが、まあ良かった。
m.大浦天主堂……入場料がかかるので外から眺めた。ぼちぼち。
n.長崎全般について……長崎では自転車を見かけない。
聞く話、長崎には坂があまりにも多く、自転車に向かないらしい。
また、さすがに国際都市とだけあって外国の方も松山に比べたらはるかに多くいた。
そのためか神社のおみくじの結果の表に英語が(例:「吉」→「Goodluck」)書いてあった。
(5) 小浜のとある観光ホテル
施設・食事等は嬉野温泉のとある別荘に比べて劣る。
(っていうかその別荘が良すぎただけ?)
ここの風呂は塩泉で、なめたら本当にしょっぱかった。
(6) 口之津イルカウォッチング
ガイドさんが晴れていてイルカの機嫌が良かったら見れるとは言っていましたが、まさか本当に見れると思っていなかった。
観光船に乗ってものすごいスピードで沖に出たら、なんとイルカの群れがごろごろ(←やや大げさ)いるではありませんか。
しかもイルカも慣れているのか船にものすごく接近したり、体ごと飛び跳ねたりと、すごくサービスがいい。
これ、絶対おすすめネ。
(7) みずなし本陣ふかえ
雲仙普賢岳の噴火で埋没した住宅の跡地にできた施設のようなもの。
ここから雲仙普賢岳が見えるが、溶岩が通ったところが赤茶色になっている。
つまり木が生えていないということ。
あと普賢岳は山の輪郭がやや凹凸している。
ここには土石流で埋没した家がそのまま保存されている。
ただどうもこれが模型のように見えてしまうのは実際に普賢岳の噴火を(テレビでも)見てないからか?
(それともこの前に吉野ヶ里や出島に行ってたから?)
とはいえ家が2〜3メートル土砂に埋もれているのはやはり悲惨さを表している。
ただここにできている「みずなし本陣」という公園?施設?広場?(店が集中している)は、
この普賢岳の土石流被害家屋で客寄せしてうまく商売しているように感じる。(商売上手?)
(8) 三井グリーンランド
はじめここに行くことに気が乗らなかった。
なぜなら私はジェットコースターが嫌いなのにここはジェットコースターばかりだからだ。
しかしただ呆然とするわけにも行かないので、結局友人のいたグループに入って回った。
以下ジェットコースターを含む乗ったものの解説(結局いろいろ乗った)
a.恐竜コースター「ガオー」……日本一の長さで時速は最高100km/hというコースター。
私の感覚ではここの中で一番怖かった(最高時速100km/hで気絶寸前)。
b.グランパスジェット……いくら私がジェットコースターが苦手でもこれは乗れます。
ただ友人の中には三半規管が弱く、ダメだった人もいた。
c.風神雷神……立って乗るジェットコースター。
これは最初の下りのときに足が浮くので怖いが、それでも後のほうは何ともない。
d.アーチェリー……これはジェットコースターではないが、面白かったのでここに紛れ込ます。
初めてのアーチェリー(弓を射ること)だったので新鮮だった。
これがまた結構、的(まと)に当たることも多かったので余計楽しかった。
e.スプラッシュ……これは水しぶきが迫力ある。
f.スフィンクスコースター……これが怖かったとしたらもうどうしようもない。
g.バンパーボート……NOTジェットコースター。
水上ゴーカートのようなもの。
簡単に見えて結構運転は難しかった。
h.魔女の砦……お化け屋敷。そう怖くない。
i.スーパースライダー……リフトで山に登った後にそりで下る。
これは結構面白い。スピードも結構出る。
カーブはちょっと傾くので面白い。
j.ハリケーンボルト……ジェットコースターではないが、似たような恐怖はあるかも?
椅子が空中で回転する。
単に回転と表現したが実際は回転軸が二つ(上下・前後)あり、高所恐怖症・三半規管の弱い人は危険。
でも私は面白かった。
k.スピンマウス……ジェットコースター。
パンフレットにも書いてあったが、外見はそうたいしたことないように見えて、案外すごい。
これかくとネタばれにはなるが、途中で、乗り物がコーヒーカップみたいに回転しながら動く。
しかも曲がるところは直角に近く、端に乗っている人は遠心力に悩まされる。
l.魔界の森神殿……乗り物に乗り込み、前に現れる画像と乗り物のゆれが一体になるやつ。
感想は特にない。
m.(こまごまとしたやつ)……忘れないうちに細かいやつを書いておく。
さっきのスプラッシュの近くに「ハンマーストライカー」(ハンマーで専用板を叩いて強さと正確さで点数を出す。)や、
回転するかご式ブランコやボールプールや輪投げなどのこまごましたゲームがいろいろあった。
ここら辺の人は特に人が良かった。
n.ドラゴンリバー……川をコーヒーカップ上のボートに乗って流れる。
水しぶきに注意と書いていたが、本当に水しぶきを浴びてしまった。
しかも一緒に乗った人の中で一番濡れた。
o.大幽霊屋敷……ノンストップの乗り物に乗り、レールに沿ってお化け屋敷を進む。
問題は前の乗り物に乗っている人に仕掛けられたネタが見えてしまって、「驚き」があまりないこと。
p.NIO(ニオー)……足をつけるところのないジェットコースター。
しかもコースがかなり複雑で、回転つき。
しかし私の場合スピード以外はOKなので、怖いどころか楽しかった。
q.ウェーブスウィンガー……吊り下げられている長さが長いブランコ。
感想は特にない。
(9) 三井グリーンランドホテルヴェルデ
どちらかといったらビジネスホテル的。
夕食(大皿式)・朝食(バイキング式)は豪華だった。
部屋もベッド部屋で広い。
しかし、問題は部屋が暑いのと風呂がトイレと一緒の狭いやつだったということ。
これだけは嫌だった。
(10) 帰りに乗った高速船
どのくらい早いかと思っていたら、予想以上に早かった。
室内は列車と飛行機と船を足して3で割ったような感じ。
謎は「シートベルトをお締めください」というランプがあった(しかもついていた)こと。
(11) 総評
思ったより楽しくてよかった。
普段行かない九州という地でいろいろな経験ができた。